神戸市の寿司ならここ!北野・加納町「寿し寿」。

神戸の中心地、三宮より少し離れた北野にある、隠れた名店「寿し寿(すしひさ)」。
こんなところにお寿司屋さん?と思わず疑ってしまう路地に入り、看板の掲げられているビルの地下が入口。
階段を降りている途中から、寿し寿の大将の「いらっしゃい!」という元気な挨拶でお出迎えされます。

大将と従業員さんの2人で営業されている、カウンター8席、テーブル3席ほどの小さなお店。
寿し寿のカウンターの目の前にはショーケースがあり、その日に大将が仕入れてきたネタ達の中から、好きなネタを選んで握ってもらえます。
選ぶネタにもよりますが、だいたい一貫160円程度。
鯛には自家製ポン酢、サーモンにはゆず胡椒、ハマチにはレモンと塩、といったように、お醤油以外の楽しみ方も教えて下さいます。

寿し寿のお寿司は当然ながら、茶碗蒸し(800円)や鯛の荒だき(1400円)など、あても充実しています。
冬場になるとてっちりなど、鍋料理も楽しめるそう。

大将が、若い頃に京都の料亭で修行をされていたということもあり、茶碗蒸しや玉など、お出汁の味が決め手となるお料理が、寿し寿では特におすすめです。
優しい中に、しっかりとお出汁の味を感じられ、ほっと体に染みわたります。

大将がお酒がお好きなようで、日本酒も何種類か、寿し寿おすすめのものを目の前に並べてくれました。
一番おすすめの「加茂鶴」(900円)を頂きましたが、お料理の味を邪魔せず、しかしながらしっかりと辛口。
お料理と合わせて、楽しませて頂きました。

日本酒以外では、すだちチューハイがおすすめ。
プレーンのチューハイに、すだちの原液とはちみつを別添えでくれるので、自分好みに調整できます。
寿し寿の従業員さんが、「チューハイの濃さ、濃いとか薄いとかあったらゆってくださいね!」と一言添えてだしてくださるのが、これまた嬉しいです。

月曜から木曜限定で、お寿司やあてをはじめとする、成人の男性のお腹をしっかり満たしてくれる「おまかせコース」というお得なコース(3800円)もされているそう。
お一人様でいらっしゃっている方が多いですが、女性同士やカップル、会社の飲み会など、シーンを選ばず立ち寄れると感じるお店です。

そして、なによりも、「寿し寿」の魅力は、大将と従業員さんのお人柄。
まだ引き戸を開けてもいないのに、階段を降りる足音が聞こえた瞬間、「いらっしゃい!」と大きな声で出迎えられ、中に入ると笑顔で迎えてくれます。

お寿司屋さんというと、強面で頑固な大将が、黙々とお寿司を握ってくれるイメージでしたが、「寿し寿」は違いました。
茶目っ気たっぷりで、お料理を出す際に駄洒落をおっしゃり、お客様を楽しませてくれます。

時には、料理をする手を少し休め、お客様のお悩みを真剣に聞き、気持ちが軽くなって元気に帰っていく男性のお客様を何度もお見かけしました。
寿し寿には常連さんが多い理由も納得です。
ここ最近、おいしいお料理を出してくれるお店はたくさんありますが、心がほっとできるお店ってなかなかないものです。

営業時間は18時から23時とのことですが、ネタと、大将と従業員さんの体力の持つ限り、遅くまででも頑張っておられるそう。
遅い時間に訪れる際は、前もってお電話されることをおすすめします。

店名:寿し寿
住所:神戸市中央区加納町2丁目3‐16
電話:078-271-6664